プロパンガスによる白い汚れ2013年06月09日

自宅のバーナーは集中炎のB10です。
このバーナーを買ったばかりの頃は、プロパンガスのボンベ残量が減ったときに発生するとんぼ玉の白濁に悩まされました。 バーナーが悪いのではなく、プロパンガスの宿命で残量わずかになったときのガスは白い曇り(失透)をとんぼ玉表面に発生させやすいのです。


対策としては、通常の家庭用プロパンガスボンベは家に2本設置されているますので、空近くになった方のボンベの栓を閉めることです。そうすると自動切替調整器(レギュレーター)が、自動的にガス圧減少を察知して予備側ボンベのガスを流入するようになります。

ガス屋によってはボンベの栓を閉めたら連絡をくれというところもありますが(私の所もそう)、これはボンベの交換手配のためのようです。よって1つのボンベで2ヶ月持つ家庭であれば連絡を入れなくても、1ヶ月毎の検針で空がわかるので問題はないだろうと思います。


さてここで別の大きな問題があります。ボンベのガスが何時ごろ空になるのかわからないことです。ボンベの残量を知る仕組みはないようなので、今までは実際にとんぼ玉に白濁が発生したらボンベ栓を閉めてました。 でもこれでは、せっかくのとんぼ玉を没にせざるを得ないし、なにより何時発生するかヒヤヒヤしなくてはならず、精神的にもよくありません。


一応、ボンベ内残量が減ってくるとガスのにおいがきつくなったり、自作予熱台上の予熱中のクリアガラスの表面に白い汚れが短時間で目立ち始めるといった兆候が出ます。白い汚れの例は上の写真です。左側が予熱台において30分ほど経ったクリアガラスで白い汚れが付着しています。右側は通常のクリアガラスの状態です。


でもガスのにおいがきつくなったと思った頃にはもうとんぼ玉の白濁が発生していることが多いのです。また白い汚れが予熱クリアガラスにつき始めても、しばらくはとんぼ玉の失透は発生しません。そしてこの白い汚れ、ボンベが満タン近くのときにも付着しやすいようです(ただしこのときはとんぼ玉の失透は発生しません)。


ではどうしたらよいか。実は最近はボンベ栓を閉めるたびにガスメーターの数値を記録するようにしています。そこでだいたい傾向が読めてきました。

自宅のガスボンベは50kgボンベなので、ガス総量は約25m3です。記録をみてみると使用量が23m3を超えると白濁の危険性が高くなるようです。よって最近はボンベ栓を閉じてからの使用量が22.5m3を超えたらボンベ栓を閉めることにしています。つまりガスの残量が1/10を切ったら栓閉じです。


今のところ、この方法で切り抜けています。



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