ガラスピン ― 2017年10月15日
このところ雨ばかりで寒いですね。洗ったタオルが全然乾かなくて、なかなか困っております。
そうそう、Creem の「おすすめの新作」で、「氷花・橙花」のとんぼ玉が紹介されました。ページの真ん中ぐらいです。でもリアクションは今のところありません。売れると良いのですが。
さて、前回お話したノートPCの内蔵HDD交換。その後、異音の一部は消えましたが、まだ時々変な音がします。問題はHDDだけじゃないみたい。とほほ。
本題です。ガラス作業の現状ですが、白い汚れが発生するプロパンガスでも何か作れないかと、そういえば作成時間が短ければ汚れも少ないだろうとこんな物に挑戦してました。
ガラスピンです。ガラスピンは、歩留まりが悪いので今まではあまり作りませんでした。ガラスと真鍮線の接着部にヒビが入ることが多いのです。
以前、キノコのガラスピンを作ったときは、キノコが大きかったこともあり、成功率は3割ぐらいだったかとおもいます。
今回は、それよりも小さいサイズで作りましたが、それでも葉っぱのガラスピンは成功率5割でした。鋸歯を入れたのでどうしても作成に時間がかかり、割れやすくなるのでしょう。
赤い実の方は成功率は8割ぐらいありました。単純で割れにくい形なのでしょうね。
言い忘れました。これはセイヨウヒイラギの葉っぱと実です。クリスマスももうすぐですので、ガラスピンとしては最適かなと。
さて、問題は仕立てです。これをどうやってアクセサリーにするか。
普通に考えればシャワー金具に固定してブローチでしょうけど、近場の手芸店にいったらドーナッツシャワーがなくて、しょうがないので普通の丸いシャワー金具を買いました。
ところが、きれいに取り付けられません。ドーナッツ型だったらまだ角度があるので付けやすいんでしょうけど、葉っぱがきれいに固定できません。
再び手芸店に行き、他になにかいい物はないかと、いろいろアクセサリー金具を買ってはみたんですが、どれも思うような形にはできませんでした。
そうこうしていくうちに、せっかく作ったガラスピンがどんどん壊れていきます。真鍮線なので、何度も曲げ直すと折れちゃうんですよね。
とにかく今は、どうやったら仕立てられるか模索しています。きれいに仕立てても価格が2万とかしたら売れないでしょうし、ガラスピンを大量に作るのは、歩留まりの件もあって結構しんどいのです。
うーーん、結局は、こうやって試行錯誤を続けていくしかないのよね。
小さな努力を続けることが、きっと成功への必要条件なのです。
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ヒイラギのアクセサリー、涙 ― 2017年10月18日
雨ばかりです。10月とは思えない寒さで、ジャンパーを出しました。週末の台風にコースによっては、また夏日になる可能性もありとか。
体調がおかしくなりますね。
ガラスの方は、ヒイラギのガラスピンを使ってアクセサリーに仕立てる試行をしてました。まだ、ワイヤーの末端処理でいろいろ悩んでいるのよねぇ。
試行錯誤して、できあがったのがこれです。
アクセサリーの幅は3.5cmぐらいあり、結構大きめです。
葉が3枚バージョンと6~7枚バージョンの2種類です。
葉が真鍮線の先にあるので、微妙な位置調整が可能です。ただ、ネックレスとして使用する場合は、ぶつけたりしないように注意が必要ですが。
末端がループになっているので、オーナメントとしての使用も可能です。むしろそちらをお勧めします。
でも大きめのアクセサリーなので、ネックレスにすると存在感抜群と思いますよ。
ワイヤーワークが下手なので武骨なアクセサリーですが、こまごまとしたアクセサリーと比較して、むしろいい味出してるかも。
なんにせよ他では見ないものと思います。重さも大きさの割には、さほどないですしね。
ということで、ひもを通してネックレスにしようとしたところ、なんということか、これら4点すべてに、ヒビの入ったガラスピンがありました。
ヒビの入っているのは、それぞれのトップ毎に1つか2つだけなのですが、それがなければ商品になったのにと、落胆度はMAXです。
泣きましたよ、ええ、泣きました。枕も濡れましたよ。
ワイヤーの先が指に刺さって、注射針のように5mmほど食い込んで今、痛いのに。
なぜなんでしょう。だからガラスピンは大嫌いです。
仕立てるときに力がかかるので、ヒビが入るのかもしれませんね。
もうガラスピンはあきらめるか、それとももう少し頑張ってみるか、悩んでいます。
ただ、ガラスピンを使うと、大きな作品を立体的に作れることはわかりました。私の好みではあります。
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まだまだガラスピン ― 2017年10月21日
長雨の最後は台風です。この台風が抜ければ、しばらく天気が良さそうですが、「超大型で非常に強い台風」なので心配です。各地で大きな被害が出なければいいのですが。
投票の方は、すでに期日前投票に行ってきました。
プロパンガスボンベの方は交換が行われ、これでようやく正常なバーナー作業が出来るようになりました。
で、確認したのが「なぜに泡が浮く?」で発生した原因不明の泡。同じときに買った同じ種類のガラスロッドで試してみましたが、ほとんど泡は発生しませんでした。
ただ、わずかに発生したケースもあるので微妙なんですが、たぶんLPガスの組成のどれかのガスと反応して、ガラス表面に泡を発生させたという確信は強まっています。
でもこれ以上は調査しようがないので、とりあえずここまでです。
ガラスピンの方ですが、やはりヒビの入らない作成手順は、今後のため突き止める必要があると考え、もう少し頑張ってみました。
最後の砦のキルンでの徐冷ですが、結果は最悪でした。二十数本作って、ほぼ全部にヒビが入っていました。
正直、ヒビというかよくわからない影です。それはガラス内部にのみ発生していて、表面には出ていませんでした。つまり不透明ガラスで作成すると、このヒビはわからないわけです。
形的には、富士山の頭みたいなヒビが、真鍮線の先端に出ています。
ということは......。よくわからんです。
ただ、徐冷がやっぱり問題と言うことで、本に載っている普通の作り方にしたらヒビの発生はかなり減りました。
なんか、遠回りした感じ。でもなんとなく、おぼろげに解決策がわかって良かったです。
そして、そのヒイラギのガラスピンを使って、再度、仕立てに挑んでいます。
この前作ったのは、内部にアーティスティックワイヤーを入れて、末端に片メガネ留め(巻き付け有り)を仕込んだのですが、アーティスティックワイヤーとガラスピンの接続が結構大変で、しかもきれいに仕上がらないので、別の方法はないか模索しています。
ガラスピンを使った作品で、秋らしいものも作りたいので、いろいろ今の段階で練習することにしました。
懐は寂しいけど。
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夜は寒いです ― 2017年10月25日
夜中に工房へ戻って就寝するのですが、工房へ行くまでの歩き20分が最近とみに寒いです。
10月ってこんな寒かったかなと思うくらい。今日はオーバーズボンをはきましたよ。
そうそう、今日、石油ファンヒーターを買いました。去年は何とか古い石油ファンヒータで過ごしましたが、内部をクリーニングしても白い煙が時々出るので、もうあきらめ、買い換えることにしました。
電気店に行くと、ほとんどダイニチの製品ばかり。ダイニチのファンヒーターはコロナの物より電気食いなので、どうしようかなと迷ったんですが、しょうがないとセールの物を買いました。価格は1万円ほど。
さて、ガラスの方はヒイラギのアクセサリーの仕立てに苦労していました。結局こんな形に。
5本の真鍮線を1カ所にまとめて固定し、短い枝にする良い方法がなかなか定まらず、一旦打ち切りました。どうするのがよいのだろうか?
うーーん、あまり写真映えしない作品ですが、第1歩と言うことで....。
次の作業も、もう少しガラスピンを続けようかなと思ってます。なんとか、よい方向に持って行けるといいのですが。
次のガラスピン作品は、「日本の秋」のどこかに「K」を加えたものの予定です。
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紅葉した葉っぱ ― 2017年10月28日
Uru さんのインディーズ時代(JUNO COVER)の動画(CD制作中の風景)をみたのですが、もうおじさんは、こんな動画を見ると何か切なくなってしまってしょうがありません。
昔の記憶というのは、つらかったり悲しかったことは忘れてしまって、楽しかったことだけが残ったりするものですが、ああ、こんな時代があったからこそ、今があるんだなと。
そしてそんな時代があったことが、すごい財産になっているんだなと、しみじみ思うのです。その当時はつらいことがあったとしても。
思えば今この瞬間にも、多くの若いアーティストやミュージシャンたちが頑張っているのです。
成功するのは、ほんのほんの一部ですが、努力なしでは成功はほとんど為し得ないのです。
今、この瞬間が未来から見たときに、どんな光景となって見えるだろうと思うと、自分も頑張らなくちゃと、一瞬だけど思うのです。
さて、バーナーの方は、新しいガラスピン作品への取り組み中です。
今度は「日本の秋」ならぬ、「日本の柿」。
柿の木はまわりにたくさんあるので、参考にするための写真に撮り、どんなネックレスにするか構想を練ってました。
で、紅葉した葉っぱをどんな色で作ったらいいか、実験してました。
中には血糊の付いたような葉っぱもありますが、どれがいいのかはまだ決定はしてません。
葉っぱはまだよいのですが、問題は柿とスズメ。
柿は、普通に作ってしまうとミカンになってしまったので、作り方を考えなければなりません。
さらに問題なのは、スズメです。
葉っぱと柿だけでは寂しかろうと、スズメを加えることにしたんですが、これまた小さなサイズで作ろうとすると、指が震えてしょうがありません。
そしていくつ作っても、スズメじゃなくて、なんか別の鳥になってしまいます。
何を直せばよいのだろう。いや、直せるんだろうか?
さらなる練習、もしくは回避策の検討が必要です。
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