シャチ玉 ― 2018年04月04日
桜もかなり散ってしまって、そして最近の暑さにちょっと閉口気味で。
キッチン工房はもう、室温30度を軽く超えています。4月の頭ってこんなに暑かったの?という感じです。
とんぼ玉の方は、イルカに続いてシャチ玉に挑戦してました。
シャチを透明な水色銀箔の海に泳がせた、シンプルなとんぼ玉です。白いのは流氷です。
この形のとんぼ玉の表面に多くのデコボコを残すのは、割れる確率が高くなるのであまりやりたくないのですが、割れ防止のため、流氷はしっかり馴染ませてます。
シャチはイルカに比べて難易度が高いです。小さな胴体に、点打ちで模様をつけるのがなかなか大変なのです。
点打ちで模様をつけ、それを馴染ますときに胴体の形が崩れるから。
そのためか、成功率は低く、あまり数を作れませんでした。ちょっと形が崩れたのなら何個か出来たので、それは安めに出品するかも。
シャチ玉は、順調にいけば明日出品します。
そうそう、強気の価格で責めたイルカ玉ですが、やっぱり他の作品との兼ね合いから、ちょっと価格を下げました。
ダメダメ作家ですね。
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外れロッド ― 2018年04月07日
今日は寒いねぇ。これだけ寒暖の差が激しいと、花粉や黄砂もあいまって、体調にかなり応えます。
雨と風で、アスファルトには桜の花びらの文様が広がっています。
さて、シャチ玉を出品したあと、次のモチーフのため、黒のガラスロッド(CS15)の平ケーンを引きました。
ところがこのガラスロッドが外れなようです。ガラスを溶かしていると、先端から3cmも離れた場所からいきなりパーンと弾けまして。
それ以降もとにかく割れまくります。そしてようやく溶かして平ケーンに引いたのですが。
ガラスの中が均一になっていないのでしょう。なんか小さな塊のようなものが浮き出たり、筋が付いたり、幅も一定せずにデコボコです。
kinariのガラスロッドは、おおむね品質は安定していているのですが、極たまに、このような外れロッドにあたります。
同じ時に買った他のCS15ロッドも、この現象が出るものがあるでしょう(というか少し出ているような感じ)。
色が黒の不透明なので、異常が見た目からは、わからないのよねぇ。
弾けたガラスの断面を見たら、何やら白い粒が見えます。おそらく原因はそれでしょう。原材料に何か問題があったかわかりませんが、うーーん、困ったなです。
目で見てどれが悪いかすぐにわかれば、交換をお願いするのですが。
今度ガラスを溶かすときに、うまく攪拌して症状を抑えられるかなぁ。試すしかないか。
とりあえず平ケーン、他の理由もあって5回も引き直してます。裏が白のツートンカラーの平ケーンなので、再度溶かして引き直せないのがつらいです。
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尾 ― 2018年04月11日
春を音にしたような声ってどんな声?
バーナーの方は、少し前にショップに問い合わせがあったマンタ玉に挑戦してました。
マンタ玉は商品の動きが鈍くて、もう作る事はないかなと思ってたんですが、在庫もない状態なので、久々に作ることに。
が、意外と手こずってます。
以前作ったマンタ玉は、尾と胴体部分の接合部が不自然だったので、ここをどうにか出来ないかといろいろ試してました。
技法のアイデアは浮かび、頑張っては見たのですが、結局、思うようにはなりませんでした。
この写真は、そのアイデアで作った物ですが、やっぱり尾が不自然です。今回は課題を突き破れませんでした。しょうがない。
ということで、以前の作り方と同じ方法でマンタ玉を作ってます。
でも、以前のようにきれいに作れません。何が問題かを突き止めるのに苦労しております。
たぶん、ほんのちょっとしたことだとは思うのですが。
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マンタ玉 ― 2018年04月14日
ヒノキ花粉のピークは越えてきたようですが、喉は相変わらず痛いです。
私の場合、スギとヒノキでは花粉症の出方が微妙に違うような気がします。ヒノキの方が、より喉が痛くなりやすいみたい。
さて、マンタ玉の方は何とかできまして、今回出品予定はこちらとなります(全部マンタ玉)。
ご予約のお客様がいるので、通常の出品は3店舗に1個づつかな。
写真で見ると、影が映って、本当にマンタが海に浮かんで泳いでいるように見えますね。
出品は明日ぐらいの予定です。
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長玉 ― 2018年04月18日
バーナー作業は、しばらく小さな立体パーツを使ったとんぼ玉が続いたので、ちょっと疲れまして。
次は全く趣向を変えて、ドロップ型ではないとんぼ玉を作ることにしました。
最近、といっても少し前ですが、海外のランプワーカーの、とても惹きつけられるとんぼ玉の写真を見ました。有名なホリー・クーパー(Holly Cooper) さんのとんぼ玉です。
昔の作品よりずっと洗練されてきていて、古代と現代の融合というか、古いけど斬新なデザインの世界に衝撃を受けました。
今はやりの宇宙玉は、確かに美しくて魅力的なんですが、正直、誰も彼もが作っていて、感動が薄れつつあるのですが、そんなのとは違う、なんかこう、得も言われぬ魅力を秘めた玉なのです。
クーパーさんのとんぼ玉に触発されたわけではないですが、久々に長玉のとんぼ玉を作ってみようと挑戦してました。
題材的にはもう花期は過ぎましたが、ユキヤナギです。枝に穂状に長く花をつけたあの姿が、実に長玉向きだと思ったからです。
で、試行です。どんなデザインにするか、どんなガラスを使うか....。
下に行くほど、より新しい試行玉となります。
実は一番心配だったのが、強力な離型剤なのでとんぼ玉が芯から外せるかだったのですが、今のところ何とか外せてます。
とんぼ玉の背景が透明系だと、動きが乏しく、印象が薄いです。透明系色ガラスを重ねてもイマイチ。
半透明ガラスを加えてみたのですが、ウーーンという感じ。
流水文様をつけたら、白線の動きがとんぼ玉に動きを与えるのでは? と思い、でも長玉で流水模様をどうやって作るか等、悩んで...。
長玉のスキがけは難しそうなので、泡を閉じ込めた花ではなく、針で突いたままの残したらどうかな。
長玉にもテントウムシつけたらかわいいかも、赤のアクセントもいいし。
あれやこれや試して、そして今日もまた試作して。 今日の分は写真にまだ撮っていないですが、ほぼデザインは完成してきました。
明日は、手順や色などを完成させ、作品作りをしたいと思います。
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