長玉 ― 2018年04月18日
バーナー作業は、しばらく小さな立体パーツを使ったとんぼ玉が続いたので、ちょっと疲れまして。
次は全く趣向を変えて、ドロップ型ではないとんぼ玉を作ることにしました。
最近、といっても少し前ですが、海外のランプワーカーの、とても惹きつけられるとんぼ玉の写真を見ました。有名なホリー・クーパー(Holly Cooper) さんのとんぼ玉です。
昔の作品よりずっと洗練されてきていて、古代と現代の融合というか、古いけど斬新なデザインの世界に衝撃を受けました。
今はやりの宇宙玉は、確かに美しくて魅力的なんですが、正直、誰も彼もが作っていて、感動が薄れつつあるのですが、そんなのとは違う、なんかこう、得も言われぬ魅力を秘めた玉なのです。
クーパーさんのとんぼ玉に触発されたわけではないですが、久々に長玉のとんぼ玉を作ってみようと挑戦してました。
題材的にはもう花期は過ぎましたが、ユキヤナギです。枝に穂状に長く花をつけたあの姿が、実に長玉向きだと思ったからです。
で、試行です。どんなデザインにするか、どんなガラスを使うか....。
下に行くほど、より新しい試行玉となります。
実は一番心配だったのが、強力な離型剤なのでとんぼ玉が芯から外せるかだったのですが、今のところ何とか外せてます。
とんぼ玉の背景が透明系だと、動きが乏しく、印象が薄いです。透明系色ガラスを重ねてもイマイチ。
半透明ガラスを加えてみたのですが、ウーーンという感じ。
流水文様をつけたら、白線の動きがとんぼ玉に動きを与えるのでは? と思い、でも長玉で流水模様をどうやって作るか等、悩んで...。
長玉のスキがけは難しそうなので、泡を閉じ込めた花ではなく、針で突いたままの残したらどうかな。
長玉にもテントウムシつけたらかわいいかも、赤のアクセントもいいし。
あれやこれや試して、そして今日もまた試作して。 今日の分は写真にまだ撮っていないですが、ほぼデザインは完成してきました。
明日は、手順や色などを完成させ、作品作りをしたいと思います。
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