魔性の色 ― 2018年09月01日
また台風が来よるど。一番東よりのコースを通って日本を外れて欲しいのですが、それはないだろうなぁ。とにかく無事に過ぎ去って欲しいものです。
さて、宇宙玉。
手持ちの銀箔は上澄(厚手)しかないので、それでいろいろ試行錯誤したんですが、全然うまくいかなくて、やっぱり薄い方じゃなかだめかなと、今井さんから銀箔(薄手)を購入しました。
大きな箱に入って送られてきたので何事か？と思ったのですが、中は小さな銀箔でした。まあ、あの大きな箱なら、ぞんざいには扱われないでしょう。
で、薄手銀箔をつかって作った第1号がこれ。
美しい．．．．．。たぶん、偶然だと思うけどいい色が出ました。
その次に作った第2号はこちら。
題して「宇宙回廊」。これもきれいな色が出てます。
思ったんだけど、これは魔性の色です。作者を惑わす魔法の存在です。
あの苦労して失敗を繰り返すクラゲ玉や、作るのに延々と時間がかり失敗も多くて咲かせるのにも苦労する桜玉なんかと比べると、ひょっこりと姿を見せたりします。
なんか自分が上手くなったと錯覚させるような、そんな玉なんです。
本当は、ここがスタート地点で、これからいろいろ発展させなくてはいけないのですが、でも「やっぱ、これで十分きれいだし、これでいいかな」と甘い囁きを呟いてくる、そんな存在なのです。
でも、私は弱い人間なので、その囁きに溺れることにします。
まずは、この宇宙玉をいろいろ作って、なんとか思った色にできるように努力したいと思います。
（実は、上の２つ以降、きれいな青が出ていないのです。まあ、青じゃなくて虹色でもよいのですが）
そして、それができれば、この宇宙雲の上に、当初のように銀河星雲をのせたいのですが、それは可能かどうかわかりません。
そしてそして、できればオーロラ玉にも挑戦したいと思っているのです。
しかし、ほんと、魔性の玉だなぁ。
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あ"あ"ぁ" ― 2018年09月05日
ああぁ、やっちまった。
駐車場で柱に車をぶつけてしまいました。バンパーは変形して穴があき、ボディにも凹みが．．．．。
ディーラーに持っていって修理価格を聞いてみると、まともに直せば３０万円以上かかるとか。塗装費が結構かかるようだ。
私が貧乏なのはディーラーの担当者さんも知っているので、「見た目は少々変でも良いから、何とか車検が通る程度の最低価格でお願い！」と頼んで、見積もってもらうと１２万円前後となりました。
バンパーは樹脂製なので、もう交換しか方法はないとのこと。どうしてもその費用７万は必須のようです。とほほ。
まぁ、自損事故だったのが幸いだと自分を慰めるしかないです。貯金がまたドーーンと減るのが痛いですが、きっと何かいいことがある前兆なんだと考えることにします。でもやっぱ痛い。
さて、バーナーの方は宇宙玉。
あれから、いろいろ頑張っているのですが、きれいな宇宙模様を描き出す方法にずっと悩んでいます。
この間、作った宇宙玉はこちら。
銀窯変で出した色は、伸ばしすぎると薄くなって見えなくなるし、でも、伸ばさないと模様が様にならないし。
中心部はあまり動かさず端を動かすか、逆に中心部を動かして端はあまり動かさないか、それぞれ違う方法を試行してますが、あっち立てればこっち立たずで、ほんと、自分でも何が良いのかわからなくなっている状態です。
基本はぐるぐるラインでいきますが、試作第１号を超えられないのよねぇ。試作が一番出来がよかったりする、ありがちな状況かな。
とにかくもう少し、いろいろ悩んでみるしかないか。
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グルグル ― 2018年09月08日
なんか南の海にいやな台風がいますね。ガラスセミナー中にやってきそう。
そういえば過去参加した９月のガラスセミナーは、すべて台風に見舞われた記憶が．．．。今回こそは逸れておくれよ。
さて、五十肩と診断された左肩の痛みは、最近なおひどくなり、そろそろバーナー作業にも影響が出始めました。ケーンを引くとき痛いのよ。これ、いつ治るんだろうか？ いや治るんだろうか？
バーナーの方は宇宙玉を引き続きやってます。いろいろ考えてグルグル模様を出しているんですが、なかなか思うように方法を詰められません。昨日作ったのはこんなになりました。
最悪なのは、この写真ではわかりませんが、ガラスの表面に細かなシワが出始めたこと。これが出てくると、見た目が悪くなるので、出来るだけ避けなければなりません。
さらに青色が急に出にくくなったこと。訳わかりません。たぶん、ガラスの温度とも関係するんだろうけど、うーーん、青が出ていたころの記憶を呼び戻して、原因を突き止めなきゃ。天気や湿度も関係するの？まさかね。
そうそう、銀箔薄手ってとっても薄いので、紙に挟んでハサミで切るのですが、そうすると紙に銀箔がくっついて取り外すのが大変なのです。息を殺してカッターの先でちょっとずつ剥いでいって．．．．。
銀箔のシワや折り重なりは、銀窯変の作業に影響を与えますので、これは出来るだけない方がよいのです。が、正直、完全に無くすのは無理ですね。
上の写真の右側のとんぼ玉、写真ではなんかフラクタルっぽい印象的な柄になってますが、実際に見ると全体的に銀窯変の黄色い霞がかかっていて、イマイチなのです。なかなか難しい。
上の写真で１つは割れて２つはシワ有りの問題作です。身内にあげようかな。
いずれにせよ切りがないので、ここらで一旦やめて、メモを残そうと思ってます。
次の銀河玉に挑戦するためにも。
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蓋 ― 2018年09月12日
宇宙玉、出品したけどリアクションがほとんど無いです。
個人的にフラクタルに興味があり、そんな図形が好きなんですけど、一般受けするわけではないのですね。
まあ今回の宇宙玉は、フラクタルと言うよりトロコイドなんですけど、こんなデザイン、ダメなのかなぁ。
そうそう、昨日も今日も銀窯変で青を出そうと頑張っていたのですが、全然出なくなりました。ガラスの温度管理かと、いろいろ作業を変えてみたんですが全然ダメ。少し前はあれほど出てたのに．．．．。なぜ？
現象としては、薄手銀箔をクリアガラスに貼り付けたあと、銀箔をあぶって銀を溶かしていくと、銀箔の表面ではなく裏面（ガラスに引っ付いている側）が黄変していくのです。
銀箔を一気に加熱して、黄変させないようにしても、ガラスが冷えてくると炎からガラスを外していても、勝手に黄変します。
ここまできて、もしかしたら．．．という原因予想を思いつきました。それがもし正しければ、今、いくら頑張っても無駄です。そう、この２、３日頑張ったのも無駄になります。
この予想が正しいかの確認は、ずいぶん先になるでしょうけど、それまでは青はあきらめです。
まあ、背景に使用する CS6 ガラスロッドが手元になくなりつつあり、またKinariでも売り切れで、それもあってしばらくお休みかな。
ただ、銀河玉の作成手法については、いろいろ試してみようと思ってはいます。
さて、離型剤の話し。
最近。離型剤が乾燥するのが早いなと思っていました。
「むむむ。 ん？」
「原因はこれだったか。」
いつも蓋をしっかり閉めてたら、ついに蓋が耐えきれなくなったんですね。
新しい容器を買いに行かなくては。
それではワークショップ参加のため、しばらくブログ、お休みします。
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くらげミネラル展 ― 2018年09月19日
ケータイは10年以上も前の富士通らくらくホンベーシックF883iを使っている、あおぞらです。インターネットにつないでも、もうSSL認証がだめで、ほとんど繋がらないのよ。とほほ。
いいなぁ、みんな新しい機種持ってて。
さて、行ってきました徳島ガラススタジオの竹内先生のワークショップ。
いや、ほんと、達人です。このワークショップについては、次回に書きたいと思います。
今日は、少し前にブログに書いていたクラゲ展について、情報解禁になりましたので、載せたいと思います。
イベントのタイトルは「くらげミネラル展」です。公式ページは「こちら」となります。
東京開催は2018年10月5日～2018年10月28日までです。私は物販で参加しています。
場所が東京ですので現地には行けませんが、お近くにお住まいでクラゲや鉱物に興味ある方は行ってみてはいかがでしょうか。
出品したのは、触手クラゲ、網目クラゲ、ふわふわクラゲのネックレス計８点です。
諸般の事情により綺麗な商品写真が撮れなかったのですが、一部の商品の写真を載せておきますね。
11月には名古屋でも開催されるそうですよ。
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