芯に残ったガラスの塊 ― 2017年09月09日
「コスモスと赤とんぼ」、出品中しました。よろしかったらご覧下さい。ショップは右側のリンクからどうぞ。
しばらくコスモス玉の記事が続いたので、今回は別の話にしたいと思います。
パーツなどを作る時、パーツを引いたあとに、どうしても芯にガラスの塊が残りますよね。
通常は熱いうちに水につけて粉々にするのですが、時間が少し経つと十分に粉々にならなかったり、あるいは取り切れないで芯に残ったガラスが再加熱ではぜたりして、少々怖い思いをすることがあります。
かといって芯に残った大きなガラスの塊を再加熱すると、やっぱりはぜたりして怖いです。
で、私の場合はどうしているかというと、芯に残ったガラスの塊が冷え切らないうちに、塊とは少し離れた場所の芯を加熱します。
このとき、ガラスの塊に炎をあててはいけません。
やがて、芯は真っ赤になり、その赤い領域がやがてガラスの塊の方へ広がっていきます。
こうなってきたら、炎を当てる位置を少しずつガラスの塊側へ移動します。
やがて、芯からの熱で内側から暖まったガラスは、だんだんと軟らかくなっていき、やがて塊が傾き出します。
こうなったら、もう塊をピンセットで摘んで引っ張って、芯から外すことが可能となります。
塊を内側から温めるため、はぜることが少なく、結構安心して作業できます。
自分的には重宝している作業方法です。
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