サイドビーズ ― 2017年07月29日
メガネの鼻あてが無くなってしまいました。
ネジが緩んでいつの間にか外れていたようです。
気づいたら金具が直接鼻にあたって痛かったのです。とほほ。
このメガネも古くて、レンズはすり傷だらけ。レンズコーティングもかなり剥がれています。
鼻あてのねじ穴もつぶれかけていましたので、ネジが外れてしまったのでしょう。
実はメガネも買い替えたいけど、そこに回すお金がありません。
我慢できなくなるまで使います。レンズの鼻あてだけはどこかのメガネ屋さんで修理してもらいます。
さてとんぼ玉の方ですが、6月7月と突っ走ってきたせいか、現在かなり疲れてまして、あまり意欲がわかない状態です。
新しいアイデアも湧かない状況なのです。
でも自営業ですので、休んでなんていられません。 休めばそれだけお金の入る余地が無くなるのです。
まだ次のモチーフが決まっていないので、今日はサイドビーズの話でも。
サイドビーズ(チビ玉)を作るとき、どのような順序で作るかです。普通の人は下図でAのようにつくるのではないでしょうか。
ところが私はBの順序で作っています。
これは、私はサイドビーズの芯穴も磨くため、サイドビーズを強固に作る必要があるためです。
サイドビーズは通常、ガラスを巻き取ったあと形を整えたら、もう炎に入れないと思います。冷めたサイドビーズを炎に入れると割れるからです。
ところがそのようにして作ったサイドビーズは、出来上がったときとか芯穴磨きのときに、割れる割合が少し多いのです。
このためサイドビーズといえども、作っている最中はすべて余熱状態に保ち、徐冷材に入れる前にすべてあぶり戻してからいれるようにしています。
このような作り方だと、Aの順序で作っていると、最後のほうのビーズを作っているとき、手が熱いのです。
最初に作ったビーズの近くを握る事になるので、ビーズの余熱作業により熱くなっている芯部分を握るわけですから、熱く感じるのも当たり前ですね。
Bの作り方だと、最後の方のビーズを作っているときは、握る位置をそれに応じて左へずらせますので、熱くなっている芯部分をつかまなくてよいのです。
またBの作り方だと、芯先の離型剤のひび割れを、最初のビーズで止めることができる利点もあります。
まあ、その人の作り方によりけりですが、こんな人もいるんだよということで。
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