ホタルイカの試行 ― 2016年10月09日
まだ暑かったり、朝晩は急に寒くなったりで、なかなか気温の変化の激しい今日この頃です。
家の関係上、夜遅くに事務所に歩いて向かうのですが、最近は上に羽織るものがないと寒くなってきました。もう秋なのね。
とんぼ玉はホタルイカの試行をしていました。
試行途中のものがこんな感じです。
左の玉が試行第1号です。腕が中央に集まりすぎてしかも細すぎ!! まるで唐傘お化けじゃん。でも胴体はいい感じ。
右の玉は腕を改良したものです。腕の先をイカに細くするか、イカだけにいろいろやり方を考えました。その結果、より実物に近くなった感じはあります。
でも腕の動きがほとんど無いので、デザイン的には左の玉に負けています。このあたりのデザイン感覚というのが、まことに人間の感覚の不思議さを感じます。
現在は、右の玉をちょこっと改良して本番玉として作成中です。
それとホタルイカなので、やっぱり暗闇で光らせたいと、グローパウダー(蓄光パウダー)を使うことに。でもグローパウダーを使うのは初めて。
イカに適用するためには、グローパウダーの練り棒を作らなくてはならないのですが、一体どれくらい練り込めばいいのかよくわかりません。加えて、このグローパウダー、ガラスに練り込もうとすると舞い散る散る散る城みちる状態なのです。
マイカの練り棒を作った時を思い出しました。あまりしたくない作業です。舞い散る粉ガラスが体に悪そう。
最初に作ったグローパウダーの練り棒では、そんなにイカが光らなかったので、次は限界まで練り見ました。
そしたら練り棒がほんのちょっとの力で割れてしまうぐらいもろくなってしまいまして。でもしょうがないのでそれを使って現在作成しています。
いろいろ試したところ、イカを綺麗に光らせるのは、コツがあることがわかりました。それは玉が出来上がったあとの、実際見るときのコツとなります。このことさえ知っていたら、あまりグローパウダーを練り込まなくて良かったかも。
実際に光っているときの写真、きれいに撮れたら次回紹介したいと思います。
そうそう、写真の右の玉、グローパウダー練り込みガラスを使って作成しています。左側よりも明るく、透明度も下がっているのはそのためです。
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