試作を超えられないこと2016年08月16日

とんぼ玉で試作をしているとき、試作だから偶然できた表現というのもが時々発生します。


試作ゆえさっさと手順を進めたからとか、順序を考えずに作り込んだからとかいろいろ理由はありますが、それができあがったときの完成度にびっくりすることがあります。


しかし、それは他の欠点を直す上で、もうその手順は採用できないとか、ガラスの硬さが偶然作業にピッタリで、効率よく再現はできないとか、いくつかの理由でもうこの試作は超えられないと思うことがままあるのです。


そこをさらに追求していくことは時には必要ですが、それをしていると物ができないというジレンマを抱えてしまいます。


今回、渓流のサワガニを試行していたときにできた玉。


岩が黒っぽくなっちゃってますが、実際に見るととてもリアリティがある岩となっています。


でもこれは再現が難しい。目指すはもう少し高さのある岩であり、そのためには手法を変更しなければならないだろうからです。さらにカニと岩が一部干渉して色が混ざり合ってますが、これも改善が必要であり、そのためには何かをあきらめなければなりません。


ただ、もう少し渓流と沢ガニを試行してみます。果たして満足のいくものができるか?


本当は、ここにバイカモの花と葉っぱを付け加える予定でしたが、岩の表現が思いの外良くて、バイカモが却って邪魔になると思い、あえて載せないことにしました。



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