アケボノソウはうまくいかない2014年07月02日

新たに挑戦した花とはアケボノソウの花です。

野草好きならご存じの方も多いはず。山地のやや湿ったところに生える野草です。


この特徴的な花弁(花びら)をどうやって表現するか。実は作り方はすぐに浮かんだのですが、問題はそれが綺麗に仕上がらないこと。

とにかく鬼門は花弁で、綺麗な形になりません。


この細長い花弁をどうやって作るか。点打ちで作成可能か? 平ケーンで作った方がよいか? ああでもない、こうでもないと失敗ばかり繰り返していました。


残念ながら、未だに「これだ!」というものができていません。花弁に模様をのせ、かつ、きれいな花弁の形を保つのが難しくて....。

花の大きさを抑えるため、花弁1枚を小さくしたいのですが、模様をのせるため小さすぎてもダメだし..。花弁5枚を同じサイズ、同じ形に揃えるのも難しい。


今まで作ってきた試作品の一部です。


左は花が平面的すぎで、右は花弁の端がゆらゆらしてダメダメです。どちらにしても花弁の形がもう少しどうにかならないか悩んでいます。


作っている時間よりかは、どうやって作るか悩んでいる時間の方が多いです。また作成中はうまくいったかなと手応えを感じても、徐冷材から出したときにガックリというパターンの繰り返しです。

花の写真を見るとすぐにできそうな気になるのですが、なぜか全然うまくいかない。


なんとか、それなりのものを1つ作るまではと思っているので、もうすこしだけ頑張ってみます。


それでもでもこれまでの試行の中で、いろいろな発見がありましたよ。楕円の点打ちの1案なんかもその1つでした。



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アケボノソウは一旦中止2014年07月06日

その後、今日もアケボノソウのとんぼ玉を試してました。もう何日目だろう。


最初の分岐点は、アケボノソウをガラスループ型のトップに納めるか、あるいは鉄芯に巻いたとんぼ玉に納めるかでした。当初はガラスループ型でいろいろ試してたのですが、花びらの変形がどうにも激しく、打ち切りました。


その後、とんぼ玉の中に納める方法で今日まで試してました。花びらの変形はガラスループ型の時より抑えられますが、それでも発生します。


でも変形の理由、おぼろげながら見えてきたんです。ですが解決方法が見いだせません。そのためこれ以上の追求は一旦中止します。次に作る花の時に、いろいろ考え直したいと思います。


変形の理由の1つは、たぶん花芯に泡が残るのを避けるための処理の悪影響です。でもそれをやめると花の中央にどでかい泡が残るので、それを避ける新たな方法を考え出さなければなりません。

もうこれは解けないパズルを解くような感覚です。解決は難しいかなぁ....。


結局、満足いくアケボノソウは作れてはいませんが、それでも変形の少ないものは2~3個できました。


奥行きを増すために萼をつけ、また背景を透明系の明るいガラスに変えました。


今回の試行のいろいろは、忘れないようにメモに書き残さなくては。



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ヤマボウシ2014年07月09日

少し前から大雨が止みません。台風8号が近づいています。

予想によれば明日夕方、私の地方に再接近です。台風がすぐ側を通りそうです。地域や私の家に被害が出なければよいのですが。


とんぼ玉は、引き続き植物の花シリーズです。

次はヤマボウシの花を作っています。1~2輪の花をクローズアップして作成する大花シリーズ第2弾です。


花びら(ヤマボウシの場合、正確には総苞片)は点打ちで作っていますが、引っかきやスキがけ、ドロップ型への玉の整形に従い、だんだんと崩れていきます。大きな点で花びらを作る場合の弱点ですが、私の技術のなさでもあります。


特に今回、力を入れたのは、花の真ん中の緑の球の部分。丸い球状で埋め込むのに苦労しています。単純にやれば泡が残って球の形を崩すので、それをいかに無くか試行してました。

実は花びらと球の間は隙間が空いているのですが、正面から見る限りわからないので、OKとしています。


単純そうにみえるとんぼ玉ですが、引っかき跡のなじませ、何度かのスキがけ、玉の整形に時間を取られ、玉を1つ作るだけで1時間半もかかっています。

一応、ヤマボウシに見えるのでいいのですが、花の形の完成度をもっと上げられないかなぁと思っています。



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ヤマボウシの次は...2014年07月12日

台風は幸い、大きな被害なく通り過ぎました。渇水だった早明浦ダムの貯水率も100%に復帰しました。よかったです。


ヤマボウシのとんぼ玉はその後何個か作ったのですが、成功率は上がらずじまいでした。その中の1つをヤフオクに出してみたのですが、人気はなくちょっと寂しく感じております。

個人的にはヤマボウシらしさが出ていて好きなのですが、いかんせん、とんぼ玉として魅力が足りないのでしょう。


今はミルフィオリ満開玉や、あるいは手の込んだ美しいミルフィオリを丁寧に埋め込んだとんぼ玉がはやりのようです。さすがに点打ち花2つでは寂しすぎるかな....。とほほ。


で、点打ちヤマボウシはこれにて終了し、次の花に挑戦しようとしています。

ヤマボウシと来れば....、そう、ハナミズキです。別名アメリカヤマボウシとも言われ、ヤマボウシとかなり似ている花です。


ではハナミズキをどうやって作るか。

今日は、既存のあり合わせのパーツを使い、花弁貼り付け方式で暫定的に試作してみました。こんな感じです。

(花びらの先の点打ちの色が異なるのは、色の様子を見るためのものです)


この方式でも作れることがわかりましたが、いかんせん、やはり人気は出そうにないなぁという予感がします。

ハナミズキは花びらに点打ち模様を付ける必要がないので、ミルフィオリで作ってみるという手もあります。

花弁貼り付け方式は、大きな花にできますが、時間がかかり失敗する可能性も高いのが弱点です。


どちらの方式で行くか、もう少し悩んでみます。



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泡玉2014年07月16日

梅雨前線もかなり北上し、今はその南側に入りました。夏のあの湿気と暑さがやってきてます。梅雨明け間近です。


とんぼ玉作りには非常につらい季節になってきました。窓を開けると風で炎が揺れるので、窓開けは最小にしつつ、保冷剤で首を冷やしながらの作業です。エアコンがない部屋なので。


額から汗が垂れるので、額には汗止めバンドをしています。手からも汗が流れて机を濡らすので、肘にはハンカチを巻き付けてます。しかしほんと、つらい季節だわ。


とんぼ玉の方は、流水模様泡玉で他のカラーバージョンはないのかと質問が来たので、急遽、いろいろな色で作成することにしました。


最近は新作ばかりで、出品するとんぼ玉がなくなってきたので、ちょうど良い機会です。ここらで今まで作ってきたとんぼ玉を再作成するかと思ってます。そのためハナミズキ制作はしばらくお休みの予定です。


で、できあがった泡玉はこうなりました。


なにげにおいしそうで涼やかで、サクマ式ドロップスを思い出しました。ああ、なつかしい。

明日、仕立てて出品しましょう。



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